BOOK OF LIFE
人生本
人の一生を残す本
人生本
BOOK OF LIFE
あなたの先祖は何をした人か知っていますか?
そして 何があったかご存知ですか?
家の先祖の経験した事がもし何かの形で残っていたら
それを見た人は何を思うでしょう…
土地やお金を相続する方法はいろいろとありますが
自分の経験や出来事を相続する手段は
本にして書き記す方法ぐらいしかないのかもしれません
あちらへ経験をもって逝ってしまう前に
それがどんなに貴重なことか…
どうぞ 考えてみてください
お金ではない相続
私たちは「経験を書き記す」
そんなことをお手伝いをさせていただきます
エピソードの一部を紹介
ばくだんの落ちてくる音はこんなだよ
爆弾の落ちてくる音を聞きました
ヒューは遠いから大丈夫 急いで防空壕へ逃げればいい 雨のようなザーッっという音は近いから今すぐ伏せろ! そういう体験をしました 一人で入る防空壕を早く作って隠れる練習もしました 遅いと先生に叩かれる 遅いと死んじゃうからね 先生も必死でした 買い出しに行って警官が来ると重い荷物を担いで一目散に急いで逃げる役目はいつも私 何度も追いかけられたけど不思議と捕まることはなかったなぁ 大好きな父は学校の先生で父の指導で皆で遠足に行く 全校生徒30人程の小さな学校 大和学園の小学一年生の頃の思い出です
祖父母から学んだこと
自分の幼い頃はね 朝一番に母が自分を保育園に送って 帰りは親戚が迎えに来て そのまま親戚の家で夕ご飯を食べて 夜の閉店後に家に帰って寝るという生活だったんです 小学生になると隣の家に預けられて 夏休みは母の実家に行っていて 家は帰って寝るだけで 家族全員が働き者で とにかく預けられていて家にいる時間が少なかった だからね 祖父母のことをあまり覚えてはいないんですけど それでも心に深く刻まれた思い出があります 祖父母はいつも働いていた とにかく働き者だった ということです 祖父母から学んだことは「遅いことは猫でもできる」「原価の凄さ」「正直な商売」「従業員を大切にする」ということですね 自分は働き者の祖父母を尊敬しています
負けず嫌い
私が小学生の頃 家の近くにボーリング場があってね 父にボーリングに連れて行ってもらいました その時の父の日記にね「また息子に負けた 2ゲームやったけど 2ゲームも負けた」と書いてありました ある時には「やっと勝った!」と書いてあって…どれだけ息子に対して対抗心をもっているのか と可笑しくなってね そもそも なぜ私をボーリングに連れて行ったかというと 私の背が伸びないのは運動不足のせいだと父は考えたからなんです このことは 日記に書いてないけれども「ボーリングだったら息子に勝てるかも」って 息子に勝って優越感に浸りながら運動させようと思ったらしいです
負けず嫌いな父でしょう なので 私の負けず嫌いも父譲りです
満州での景色
昭和16年 極寒の満州に移り住みました 小学校の帰り道 太陽がね 地平線に沈んでいくのを見たんですよ 「こりゃ捕まえられんだろうか」という思いになったわけですね それで 高粱畑を走って追っかけて行ったんですよ そしたら 行けども行けども届かない 終いには 地平線に太陽がもう消えていったわけですね 「あぁ…太陽って捕まえれんだなぁ」とわかって辺りを見渡したら暗くなってた それで 怖くなってから べそかいて泣きながら帰ったら馬車を引いてた中国の人が乗せてくれて家の近くまで連れて行ってもらったんですよ それで初めて「あぁ 地球て丸いんだ」ということを知ったわけですよ
この頃から決めたら即実行して確認する性質でした
気 づ き
「苦難は幸運の門」って言うけどさ 最初っからスッスッスッと上手くいくことがないからね いろいろと苦労してるうちにアイディアが浮かんでくるもんだね 「苦難は幸運の門」「信ずれば成り、憂えれば崩れる」ってね やっぱり自分が憂えるとできない 信念をもって進んでいかないとね それは今までやってきた気づきだねぇ
結 婚
結婚したのは遅かった 30歳だった 晩婚だね 今ならまだまだなんだろうけど 当時は売れ残り買い残りになるかどうかの瀬戸際だった ガールフレンドはいたけどね 結婚するような相手ではなかったんだね 仕事先で仲良くなった人から いい人がいるとお見合いを勧められて いっぺん会うだけ会ってみてくれってことになり それでお見合いをして 友達みんなで食事をした そこが今の奥さんとの出会い 彼女がひとめぼれしたってことでね なんとなしに流されて一緒になっちゃった 彼女は本当によく気がきく人で よくやってくれた 僕は仕事で着る背広を作る為に一度だけ百貨店に行ったんだけど それからは彼女が気に入ったやつを買ってくるようになった 「あなたの選んでくるの、センス悪いからダメ」って言って 選んで買ってきてくれた 下着も靴下もね 全部やってくれた 今は少し認知症になってしまったけどね 元気だった頃は全部やってくれたよ
家族の思い出
幼稚園の年長の時 故郷のお祖母さんの家に遊びに行ってした川遊び 姉二人と俺 川が深いから浮き輪をつけて遊んでたけど 親父が俺だけ叱ってくるんだよ 一番年下だけど男だからね 「男なのに浮き輪なんか使うのかっ?!」って 5歳だよ 溺れるって… ただ そんな容赦ない親父だったけど お陰様で小学校1年生で水泳検定1級をとった 犬かきでさ 25m泳いで取ったよ
小学校に入ってある日 俺が補助輪つけて自転車乗ってると それを仕事から帰ってきた親父が見ていて「なんだ?これ?」ってさ 親父に近くの広場まで連れてかれて 補助輪外されて 立ってられない状態で「走れっ!」って言うんだよ もうね 何度も何度も転げたよ 半ズボンだから転げると痛いのなんのって でもその日のうちに補助輪なしで乗れるようになったなぁ
他にもいろんな思い出があるけど 俺の親父がこの人で良かったと本当に思う 全てが必要な事だったなぁって そのおかげで今がある 本当に感謝しかないよ
息 子 達 へ
細くなってもいい 代々最後まで家を残して欲しい 親父の親父の代で一回なくなってるから 今後はそうならないように それぞれみんな仲良くして次から次へ繋いでほしい 二人とも一生懸命やってくれてるから そりゃあ ありがたいと思ってるよ 田舎でこれだけの土地があって暮らせるから 幸せだと俺はそう思う 父親の代で苦労したんだけどそのおかげで今がある そのことを忘れずにずっとうまいこと散らさないようにね 最後までやっていって欲しいなってこういうことを盛んに思う 息子達へ この先も我が家をよろしくお願いします
特 許
化学会社で勤めてた時にある特許を取った お客さんの依頼で ある化学の実験を優秀な大学出の人が担当してたけど なかなか成果を上げられずにいた 解決しない問題があったわけ それで皆んな困ってた その時 私にパッとアイディアがきて その通り実験したら解決した その内容で会社は特許を取ったよ それでその部門で新会社になった 特許が取れた内容のアイディアだったら 普通は会社で表彰されるでしょ でもこの会社では人が少ないから 表彰はしないという定款があった それで会社は私に「特許がとれるようなアイディアだったのに表彰もできなくて悪かったね」って言って3万円持ってきてくれた 今ではその特許で何億と儲かり出したよ あのな 表彰もなんもないっていうのは運がいいですよ 皆さんも「俺がもらったぞ!やったぞー!」ってしないほうがいいですよ 皆んな「俺がやった!」とか言うけど運が良くならん 世の中 金だ金だってなるからね あれだとダメですよ 良い事があっても頭下げとかないとな そうじゃないと最後までいきつかんよ
二人で歩む 遠い道も くたびれない
額に飾ってある言葉 これはどういうかたちで二人のところにきたか 思い出せないのですが 結婚した時に戴いた物だと思うんです で この言葉がズーッと頭に残ってるんですよ『二人で歩む 遠い道も くたびれない』 ってのは 家内が亡くなってから 「あ!そうなんだ 亡くなって終わりじゃなくて これからもズーッと旅が続くんだなぁ」って 死を本当に学んでいくと 生きていく意味とか 生きていく目当てとか 自分の役割というのが なんかよく分かるような気が自分はしたんです だから 子ども達も むやみやたらに生きるのではなくて お母さんが死んで こういうことを遺していったこと… 生きてるってことをもっともっと大事にして 自分の身体も大事にしないかんけど 周りの人も大事にしていくってのが「これからの生き方だよ」っていうこと それを 二人で見守っていこうねって 私が亡くなっても二人でズッと見守っていくので「あんた達 生きてる間に頑張ってよ」って子どもたちへのメッセージかなって 自分で勝手に思ってます
ご注文後の流れ
①打ち合わせを行います
ご要望のヒアリング、古い写真・資料をご準備下さい
②撮影・インタビューをします(1ヶ月後)
撮影・インタビューを2回行います
2回目が終わった時点で編集作業に入ります
③原稿の確認をしていただきます(4ヶ月後)
出来上がった原稿の確認をお願いします
OKであれば製本に入ります
④納品(6ヵ月後)
製本された人生本ををお届けします
ご相談は無料です
これまで生きてきた「私の証し」を
本にして家族に残したい
私が知っている先祖の物語と私たち子孫の物語をまとめた
「家系の本」をつくりたい
私小説を本にしたい
趣味の作品を写真集に
旅の記録をまとめたい
故人の言葉を記念に配りたい
仕事のノウハウを形にし出版したい
かけがえのない想いを一冊に託す
だから、品質も内容もこだわりたい
けれど…
個人の細かな要望に応えてもらえるだろうか
本をつくりたいけれど、何百冊もはいらない
出版したいわけではない
本はつくりたいけれど、文章が苦手
本づくりは多くの疑問とともにハードルが高いイメージがあります
Hareru(はれる)はお客様の想いに寄り添い
品質と内容にこだわった本を一冊から制作しています
出版社ではない制作事務所だからこそできる細かなサービスと
リーズナブルな価格を体験していただけたら幸いです
まずは、無料相談に予約をしてください
あなたの本づくりをお手伝いできることを楽しみにお待ちしております
※新型コロナウイルス対策として直接来訪されなくてもリモートによる対応を致しております
あなたの人生のまとめとなる『自分史』をおつくりします
本を作るほん
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